無線式非常押しボタンを押すと100~300m離れた無線受信機に接続されたパトランプが回転します。作業時の緊急連絡、非常通報、自動車や作業車輌、歩行者への注意喚起と交通誘導などに御利用いただけます。
ワイヤレスなので面倒な有線配線工事は必要ありません。

電波の障害物を迂回できる独立アンテナが送信機、受信機に標準で付属。
外部送受信アンテナの取付配置を変えて、壁や建物などの障害物を迂回しながら電波を送受信しやすくする事ができます。

製造業、工場内での一人作業中の緊急通報と労災防止対策。工場での呼び出し装置、倉庫、スポーツクラブ、大型ホール、野球場、テストコース、
駐車場、大学、研究施設、市場、港湾施設、鉄道施設、役所、移動する工事現場事務所などで安全対策にご利用いただいております。
受注生産品ですので屋内での使用、屋外での使用、電源の種別などご要望に応じて仕様のご相談をさせていただいております。
(押しボタンを押した時の動作)

●非常押しボタン付き無線送信機
押しボタンを押すと特定小電力無線で受信機へ向けて電波送信します。
↓
特定小電力無線。電波の届く距離100~300m。
↓

●無線受信機
押しボタンから発信された電波を受けると回転灯やブザーを作動させたり、
内部端子より接点信号出力を行う事ができます。
※無電圧A接点信号出力端子、AC100V電源出力端子、DC電源出力端子
(押しボタンを引っ張り上げてリセットした時の動作)
●非常押しボタン付き送信機
押しボタンを引っ張り上げてリセットすると電波は停止します。
↓
特定小電力無線。電波の届く距離100~300m。
↓
●受信機
押しボタン付き遠隔送信機から発信された電波が途切れると回転灯やブザーを停止します。
または、受信機の内部端子台からの接点信号の出力を停止します。
日本製の商品。日本国内の工場で組み立て開発が行われているシステムです。
(ロック式押しボタン方式-オルタネイトスイッチ)
押しボタンを使用する場合は、 押すたびにオンとオフが反転する位置保持型スイッチを使います。
ボタンを押すと押し込まれた状態で一旦固定されます。 それに合わせて受信機はオンになり、回転灯がついている場合は回り続けます。
受信機の状態をOFFにするには、ボタンを引っ張り上げてが元の待機状態に戻します。 ボタンが戻ると回転灯も停止します。 ボタンのオンオフに連動して回転灯のオンオフ操作が行われます。
通信距離 見通し100~300m
※通信距離の目安となります。途中に壁など電波を遮るものがあると電波の届く距離は短くなります。
非常押しボタン付き無線送信機

押しボタンスイッチを押すと特定小電力無線で受信機へ電波を送信します。
外部送信アンテナ付属。
電源:AC100V
DC電源やソーラー電源方式の御相談も承ります。屋外で御利用の場合は予め防雨ケースに収納して組み立ても可能です。
無線受信機

送信機からの電波を受信してパトランプを作動させます。
外部受信アンテナ付属。
受信機には、AC100V電源出力端子、無電圧a接点出力端子を増設する事ができます。受信機内部の出力用端子台の製作例。
外部送信アンテナ、外部受信アンテナ。-送信アンテナ、受信アンテナは共通。

送信機本体と送信アンテナを有線ケーブルで繋ぎます。最長 10mまで伸ばす事ができます。
※写真の巻いてあるケーブル→6m
-外部アンテナの利用方法-
送信機、受信機に付属する独立したアンテナを使って障害物を避けて電波を送受信しやすい環境を作る事ができます。独立アンテナの土台にはマグネットベースが付いています。
アンテナはアンテナ同士が目視出来る位置に取付ける事が出来ればベストです。

(別棟間で通信する場合のイメージ図)
建物の壁に電波が遮断しまいます。
送信側のアンテナと受信側のアンテナを屋外に引き出して設置、アンテナとアンテナがお互いに見通しの利く位置関係に設置できると別棟間でも電波を通信しやすくできます。

(同一建物内、同一階なのに壁が電波を遮断して受信機まで届かない場合)
建物内の廊下などの遠くまで繋がった空間にアンテナを出して、遠くまで電波が届きやすくできます。建物内の繋がった空間を利用する例です。
(工場内の設備や機械、商品棚が電波の遮断物になっている場合)
大型機械や商品棚などで送信機→受信機まで電波が届きにくい場合。送信機の独立アンテナ、受信機の独立アンテナを、遠くまで空間の繋がった天井付近の高い位置に設置して、アンテナとアンテナが見通しの利く状態に設置すると電波は離れた場所まで届くようにすることができます。

大きな工場や倉庫、大型店舗などの場合。
(利用例-送信機と受信機の組み合わせ)
1台の押しボタン無線送信機で複数台の受信機を一斉に動作させる事もできます。
下 押しボタン付き無線送信機1台+受信機2台のイメージ図。
1台の無線送信機のボタン操作で2台のパトランプをオンオフ操作します。

(利用例-送信機と受信機の組み合わせ)
混信しない別グループを設定する事ができます。個別にご相談ください。
下 混信しない別系統の2セットを利用するイメージ図。

送信機No.1の押しボタンが押されて電波が送信される。
→受信機No.1の赤ランプが点灯。
送信機No.2の押しボタンが押されて電波が送信される。
→受信機No.2の青ランプが点灯。
※チャンネルにつきましては個別にご相談ください。
中継機(※追加オプション機器)

送信機から受信機の間の通信可能距離を延長したり、電波を遮断しやすい障害物を避けるための迂回ルートを作るためなどに使用する機器です。
受信アンテナで遠隔送信機からの電波を受信すると、反対の発信部(中継機本体)から同一の周波数の電波を再送信します。
標準電源:AC100V。
(中継機の利用方法)
電波を遮断する建物自体の外壁に防雨ケース収納の中継機を取り付けて電波を迂回させて受信機まで流してやるイメージ図。

中継機の仕組み
中継機の受信部で送信機からの電波を受信すると、反対の発信部から同一の周波数の電波を再送信します。屋外で使用する場合は予め防雨ケース収納で製作。
電源の無い場所の場合はソーラー電源式で製作することも可能です。
【同一の建物、かつ同一階はであるが、途中に部屋や壁があるために電波が届かない場合。】
大型店舗や大型事務所、テナントビル、大型ホール、スポーツジムのような場所。
部屋と部屋を繋ぐ廊下に中継機を配置して、壁や部屋を避けて廊下の空間を使って電波を受信機のアンテナまで流していきます。アンテナは全て廊下に出したイメージ。

以下 廊下の曲がり角に中継機を配置したイメージ図。
廊下に中継機を配置して壁や部屋を避けて廊下の空間を使って電波を受信機のアンテナまで流していきます。

【送信側と受信側の建物の間に別の建物が存在する場合。】
送信側と受信側の建物の間が別の建物があって、互いのアンテナの見通しの全く利かない位置関係の場合。
送信機の送信アンテナと受信機の受信アンテナの、どちらからも目視出来る位置に中継機を配置します。
以下
金属ポールに中継機を配置して、電波を遮る建物を迂回して電波を受信アンテナまで届かせるのイメージ図。

送信機の送信アンテナ
↓
無線
↓
中継機受信アンテナ 送信機の独立送信アンテナと見通しの利く位置、金属ポール
↓
有線ケーブル
↓
中継機送信部(箱) 受信機の独立受信アンテナと見通しの利く位置、金属ポール
↓
無線
↓
受信機の受信アンテナ
↓
有線ケーブル
↓
受信機本体
無線受信機に以下のようなパトランプをセットして利用することが出来ます。
パトライト社製直径100ミリ小型LED表示灯。
標準で利用している表示灯です。

受信機の内部端子台と電源ケーブルで接続して使用します。
ブザー内蔵の機種とブザーの内蔵されていない機種をお選びいただけます。外観は同じ。
LED光源とブラシレスモータ採用により長寿命を実現。メンテナンス工数を大幅に削減し、長期間安心してご使用いただけます。
高所取付で使用される作業車の手配コストや作業工賃の削減に貢献します。
色は4色からお選びいただけます。

直径100ミリ小型LED表示灯
ランプ部分サイズ 直径100ミリ 縦140ミリ
電圧 AC100V
取付方法 3点ボルト足で取り付け金具に取り付けます。
警告音 ブザー内蔵の機種とブザー無しの機種の2種類からお選びいただけます。ブザーの音量は90dbです。
材質(グローブ/ボディ)ポリカーボネート
適合規格 PSE
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雷神-非常押しボタン長距離無線パトランプ警告システムの利用例
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